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近況報告(2015/5/16)

まだ岡山玉野。病院通い。ボクじゃありません。
何やかや言ったって、日本の医療制度と介護システムには助けられている。
東欧の国、上を見ればキリがないんだろうけど。下を見れば、これまた底なし沼だ。

で、いよいよ最終日。最後のお願いに——じゃない。
ボクは一票もないし、表面的には部外者。でも、将来はきっと大きく関係してくるだろう。
さあ、一票を持っている人、鉛筆握って、投票用紙をじっと見つめ、書きこむ前にもう一度、目を閉じ考えよう。
そうすれば、神様の声が聞こえてくる。
「皆さん、心を白紙にしてください。そして、皆さんが理想とする大阪の姿を描いて下さい。
そのとき、目先の損得はすべて消してみましょう。細かい数字などどうでもいい。二重行政議論なんて屁みたいなもの。市長の顔も忘れましょう。
皆さんが考えるのは、30年後、50年後、ひいては100年後の理想の大阪により近い姿です。そして日本の姿です。その姿にもっとも近いものを選んで下さい。細かな不整合、不利益など、修正していけばいい。まずは、一歩を踏み出そう」
そうすればおのずと結論は見えてくる。
ネガティブな単語を連想している人も、自分の一票が大阪の未来の形、しいては日本の未来を作ることをもう一度、熟考してください。
一票を持っている人たちの見識が、ボクたち日本に住む者の明暗を分けるのです。
よろしく、頼みますよ。ホント。
これで、終わり。後は、一票所有者の見識に任せます。

お騒がせしました。これで、しばらくお休み。とも、言ってられない。
富士山もあるし、原子力もある。初の純文学もどきもあります。これ、すごいよ。
未来のあなたの……。
フィリピンにも行かなきゃならないし——。関係ないか。
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近況報告(2015/5/15)

現在、またまた岡山玉野。とんぼ返りとは、このこと。
諸般の事情によりね。日本の抱える大問題。滅亡につながるね。
深夜に岡山から神戸に帰って、翌日の夕方には神戸から岡山。あーあ。
ホント、書く材料には尽きないね。
紙パンツをはいて、流動食を取り、点滴受けながら、百歳超えても書いてるでしょう。
それでも時間は足りそうにない。

さて、「大阪都構想」はどうしても書いておきたい。
別に、頼まれたからと言うのでも、何かをもらったと言うのでもない。
非常に重要で、日本の将来に大きな影響を与えると思うから。
これは、日本の一都市のシステム変更ではない。おそらく、日本が変わるか変わらないかの瀬戸際になるだろう。そして、このチャンスを逃したら、大阪を含め関西は変わらないだろうし、日本も大きく変わることはないだろう。
細かい不整合や目先の損得勘定はどうでもいい。二重行政も大した問題じゃない。ましてや、市長の好き嫌いなんか論外だ。
明治からの時代遅れの形、いびつな形を変える。よりシンプルに。より自然な形に。可能性を高めて。
新しい時代にあった形に近づける。最初は完全でなくてもいい。多少の不都合や矛盾が出れば、その都度、正していけばいいだけのことだ。
この改革に反対している人たちは変わることを恐れているのか、目先の損得勘定ばかりに目が行って、先を見つめる見識がないのか。肯定に転じる勇気がないのか。それとも、全部なのか。
決定までの数日、じっくりと未来を見据えて、大阪のより良い形を描いてみましょう。次の世代、その次の世代の人たちのために。
未来の人たちに、あのチャンスをつぶした人たち、と言われないためにも。
そして、大阪以外に住んでいる人たちも、東京に匹敵する新しい都市の誕生をイメージしてみてください。
日本が変わるチャンスです。

以上。何となく、言っておかなきゃならない気がして。
もう1回くらい、何か言うかも。ゴメンナサイね。

近況報告(2015/5/11)

あっという間の5月。それも半ば近く。年の半分に王手。
4月は色々ありました。
『世界に嗤われる日本の原子力政策』(PHP新書)刊行。
http://www.amazon.co.jp/dp/4569824366

沖縄本島と宮古島行。
そして、旧友と会って、『沖縄の声』に出ました。
https://www.youtube.com/watch?v=Bft9NWF-aZU

そして、『巨大地震の日』(集英社新書)の英訳本、『MEGAQUAKE』(Potomac Books)をもらいました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00RLOWSGC
ボクの原本より立派です。新書→ハードカバー。
英語出版の2冊目。1冊目は、『メルトダウン』(講談社文庫)の英語版、『FALLOUT』。

あっ、それに国土交通省のホームページに、インタビュー記事が出ています。
お暇な方は。そして、お暇でない方も。どうぞ。
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/service/newsletter/i_02_78.html

そして、個人的にも色々と……。

さあ、今日、読んでいただきたいのは、「大坂都構想」について。
大きなチャンスを逃がしそうな気配。下手したら、日本が沈没。
なんで、目先の数字や、損得、人の好き嫌いにこだわるのだろう。大きな未来を見つめなきゃ。
「今までの行きがかりにとらわれてはならない。しがらみを解かない限り、思い切った創造性の発揮など望めない」
これはノーベル物理学賞受賞者、江崎玲於奈さんの言葉。
フランス革命しかり、アメリカ独立戦争しかり……。そして、明治維新しかり。
現在、ボクはバタバタ。で、詳しく書く時間がないので、新聞に載せた(?)エッセイを紹介します。

◎ココロを白紙にして  —大阪都構想—

去年、『首都崩壊』(幻冬舎)を出版した。
出版社の意向でこういうタイトルとなったが、「首都移転」を扱ったものだ。
日本はこの20年間で阪神・淡路大震災、東日本大震災と大きな震災に見舞われた。
しかし東京直下型地震、南海トラフ地震と次なる大きな脅威が控えている。
過去の大震災で日本が何とか復旧、復興と進んで来られたのは司令塔である東京が被害を免れたからだ。しかし、今後予想される2つの大震災では、経済損失が政府試算では最大110兆円、220兆円と膨大で、東京が被災する可能性が高い。その場合、日本はおろか世界が大混乱に陥り、世界恐慌の引き金にもなりかねない。
そのため、首都を他の自然災害の少ない地域に移転するのも一つの方法である、という内容だ。
さらに、「首都移転」と「道州制」はセットで考えるべきだ、とも述べている。
東京一極集中はまぎれもない事実だ。
地方活性化が強調されているが、企業誘致のための税制優遇、補助金、地方移住などいずれも小手先の対処療法の様な気がする。
地方が真に実力を持ち自立するためには、ある程度大きな経済規模が必要となる。
東京都は人口約1340万人、GDP約91兆円。
大阪府は人口約884万人、GDP約36兆円。
ちなみに、日本のGDP総額は約496兆円だ。
やはり、東京の経済規模は特出している。
現在の大都市といえば、東京、名古屋、大阪、福岡などだ。それぞれが核となって特徴のある地域を作り出せれば新しい日本の姿が見えて来る。
アメリカで言えば、ワシントンとニューヨークはそれぞれ政治と経済、文化の中心という住み分けができている。さらに、シカゴやロサンゼルスもある。
まず、すべてのしがらみをなくして、白紙の日本地図を頭に描く。
そして理想の日本の区分け、つまり形を描き入れていく。おそらく今とはまったく違った日本の姿が見えて来るのではないだろうか。
現在の「都道府県」は江戸から明治に変わった150年あまり前の姿を踏襲しているにすぎない。東京—大阪間を何日もかかって行き来していた時代が、新幹線だと2時間30分、飛行機だと1時間余りで行ける時代へと変わった。
交通網は陸、海、空を含めて想像を絶するほど進歩した。
また、インターネットを中心にする通信機器の発達は目を見張るものがある。
日本国内に関わらず地球の裏側ともリアルタイムで話せ、映像を送ることができる。
複数の参加者によるテレビ会議も普通に行なわれている。
科学技術の発達により日本といわず世界はより狭く親密になった。
交通と通信を考えれば、首都が地理的に日本の中央にある必要性も薄れている。
こうした現在の科学技術を前提にして、首都の姿を考えることも重要だ。
「戦後レジームからの脱却」ではなく、「明治レジームからの脱却」が早急だ。
「今までの行きがかりにとらわれてはならない。しがらみを解かない限り、思い切った創造性の発揮など望めない」
これはノーベル物理学賞受賞者、江崎玲於奈さんの言葉。
科学を学び最先端の分野に挑戦するためには必要なことだ。そして、学問、政治、企業、芸術、さらには子育て、あらゆる分野に言えることだ。
「大阪都構想の是非を問う大阪市民対象の住民投票が、5月17日に実施される」
大阪都構想とは、端的に言えば大阪府と大阪市を一つにしようと言うこと。つまり、よりシンプルに。
橋下さんはしゃべりすぎる。
ただ、こう言えばいい。
「皆さん、目を閉じて下さい。心を白紙にして皆さんが理想とする大阪の姿を描いて下さい。そのとき、目先の損得はすべて消してみましょう。細かい数字などどうでもいい。皆
さんが考えるのは、30年後、50年後、ひいては100年後の大阪の理想の姿です。そして日本の姿です。その姿にもっとも近いものを選んで下さい」
そうすればおのずと結論は見えてくる。
「私は大阪に住んでいないので関係ない」と言ってはいけない。大阪の発展は、今後の日本を考える上で非常に重要なことだ。

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